feel next 生物多様性の危機

 

Greetings

1992年に採択された 「生物多様性条約」 は、生物多様性の保全と持続可能な利用を目的とした 「国家戦略」 の策定を各国に求めています。 日本は、1995年に最初の国家戦略を策定し、2002年に1回目の改定を行いました。 さらに、その後の国内外の状況変化に対応し、2007年11月27日、第3次生物多様性国家戦略を閣議決定しました。

この戦略をわかりやすくまとめたパンフレット 「いのちは支えあう 第3次生物多様性国家戦略」 が作成され、配布が開始されました。ご希望の方は、下記のまでお申し込みください。

環境省自然環境局
生物多様性地球戦略企画室

このサイトは、閲覧された人たちに、生物多様性について理解する ”きっかけ” にしていただくことを目的に、 パンフレットから一部内容を抜粋して掲載しております。

 

 

人材アルケオロジー

ご自分やお子さんのもって生まれた個性を知って、そして伸ばしてあげてください。

こちらで詳細を説明しております。

 

 

いきものみっけて、くらしを変える

-生物多様性からみた地球温暖化-
いきものみっけ
環境省自然環境局生物多様性センター


海に囲まれ、南北に長く、雨に恵まれた日本で、本来豊かであるはずの生物多様性は、今、危機に瀕しています。



第1の危機


人間活動や開発など、人が引き起こす負の要因による生物多様性への影響です。 開発による生息・生育地の減少や環境の悪化、めずらしい生きものの乱獲や盗掘が今も続いています



第2の危機


第1の危機とは逆に、自然に対する人間の働きかけが減ることによる影響です。 かつては、薪きや炭、屋根葺きの材料などを得る場であった里山や草原が利用されなくなった結果、 その環境に特有の生きものが絶滅の危機に瀕しています。 一方で、シカ、イノシシなどが分布を拡大して農林業被害や生態系への影響が発生するなど、 さまざまの問題を引き起こしています。



第3の危機


外来種や化学物質などを人が持ち込むことによる生態系の撹乱です。 国内の他の地域から持ち込まれたものも含め、ブラックバスやマングースなどの外来種は、 もといた生きものを食べたり、生息・生育場所やエサを奪ったり、近縁種と交雑して遺伝的な撹乱をもたらすなど、 地域固有の生態系を脅かしています。また、化学物質の中には動植物への毒性をもつものがあり、生態系に影響を与えています。



日本の生物多様性の現状


日本には、知られているだけで9万種以上、分類されていないものも含めると30万種を超える生物がいると推定されており、 狭い国土面積にもかかわらず、たくさんの種類いの生物がいます。 他の地域にはみられない 「固有種」 の比率が高いことも特徴で、 陸にすむほ乳類の約4割、両生類の約8割が固有種です。

また、国土の3分の2を森林が占め、先進国で唯一野生のサルが生息していることをはじめ、 クマやシカなど数多くの中大型ほ乳類が生息する豊かな生態系を有しています。

しかしながら、沿岸の埋め立てや都市的土地利用への転換面積は減っておらず、は虫類、維管束植物(草や木)の2割強、 鳥類の1割強の種に絶滅のおそれがあり、「3つの危機」 は依然として進行しています。